【BASARA:大阪観光雑記】
2007-9-1

■昔から歴史に興味を持っていて、ライヴで全国各地を回る度に歴史的建造物の観光を欠かさなかったのですけれど、戦国BASARAにハマったことによって、これまで何となく見ていた場所が萌えポイントに変わりました! その最たる場所が、大阪……そう、太閤さんの大阪城です。豊臣にハマったことで、まさか大阪城に萌える日が来るとは! それまであまり好きではなかった城だけに、苦笑せざるを得ません。
■今回、インテックス大阪でのSCC関西に参戦してきましたので、ついでに大阪城を見てきました。これは、それを忘れないための自分用のレポです。豊臣と全く関係ない記述もありますが、ご容赦下さいませ。また、豊臣をお好きでない方が読まれるご必要は全くありません。



0710上野 まず、何の罰ゲームかと思うような集合時間……JR上野駅の中央改札口に、朝7時15分でした! ちなみに決めたのは私なんですけど。あはははは。ちなみに、ここに来る前に上野キンコーズでちょっとだけコピー本を刷ってました。終わらなくて、中断しましたが。
この日の朝の天気は曇→雨。でも大阪は晴れると出ていたので、雨傘じゃなく日傘を持っていったことが、この時は裏目に。かなり濡れました。
そうそう、インテ用の新刊(別ジャンル)が終わらなくて、徹夜でした。



新幹線に乗ってからは、ひたすら豊臣の萌え話(一方的に)。この時の連れのゆうささんは、ゲーマーながらアクションゲーは全くやらず、同人もやってるけどノマカプの人なので、萌えの話になると好みにズレが出ます。でも私の話を聞いてくれたよ……イイ人だ。ゲームショウにも一緒に行く予定なので、外伝で何とかBASARAにハマってくれないかと思ってます。

途中、名古屋を過ぎてからは、窓の外を凝視(笑)。関ヶ原は、半兵衛はそうでもないですが、彼の子にはやはり所縁が深い場所なので。冬に行くと、あそこら辺りだけ雪が本当に凄くて、新幹線でもそうですが、特に夜バスで移動すると、窓の外から見える景色に圧倒されてしまいます。今は晩夏なので、「緑が凄いなぁ」程度。
古戦場には一度も行ったことがないので、そのうち是非、そうしてみたいです。

その後、大阪到着。
しかし私のコピー本製作が終わってないため、梅田駅近くのキンコーズで必死にコピー。SCC前日とあって、お仲間さんがいっぱい。しかも真向かいのコピー機では伊達の本を作られてる方がいらっしゃって、眼福でした。かっこいい小十郎と政宗がいました。
そしてホテルに荷物を置きにいき、とりあえず大阪来たんだから粉モン食っとけ!ってことで、お好み焼きを注文。当然、私はビール。ちなみに行きの新幹線の中でも缶ビールを呑みました。日が高いうちから呑むビールの美味しいことといったら、そりゃもう!

そしていよいよ大阪城へ。
もう大阪では観光ガイド等はまず持って歩かないので、今回もそういった下調べも無しで行きました。大阪城も、「最寄り駅ってどこだろう? 城ホールの傍だから、城公園駅でいっか」という具合。
JR大阪駅から環状線に乗ろうとした際、ホームにて、明らかにコンサートグッズと思わしき物を持つ子と多数遭遇。その文字を見ると、「関ジャニ」……? そう、着いてから知ったのですが、この日は城ホールで、彼らのコンサートがあったようです。駅に着くと、「チケット譲ってください!」の紙を持った子がずらずらと並んでました。道沿いの日陰で休んでいる子がほとんどで、彼女ら(男はいなかった)を横目に、外国人の観光客と混じりながら、ひたすら大阪城を目指して歩きました。暑かった!
彼らは全国四十七都道府県を回っているようで、そのツアトラには、ファンの寄せ書き(という名の落書き)がいっぱいありました。


そうそう、この日は世界陸上大阪大会の開催中で、この大阪城の敷地内がコースになっている女子マラソンの前日でした。だからなのか、このように、歩道と車道を分ける部分には黄色いテープが貼られていました。また、帰りに見た別の場所では、スポンサーの看板がこのテープ沿いにずらずら並べられていました。
たまたまなんでしょうが、この時は、ロード用の自転車で走っている人が多かったです。




 大阪城

いよいよ大阪城!!!
ご存知かと思いますが、こちらの天守は三代目です。一番上は見晴らし台になっててます。当たり前ですが、屋根には昇れません。
その下は資料館になっています。
この時は司馬遼太郎先生の「真田太平記」の特別展示があって、上田から移したものが色々と展示されていました。

ここの住所って、大阪城1ー1なんですよね。素敵だ。
大阪城

上の写真は正面から。
こちらの写真は、城ホール側から写したもので、言わば反対側に当たります。
歩いているうちにちらりと天守が見えた時は、興奮しちゃいました。
着いてから知りましたが、夏は夜間も開いているそうで。どうせだったらライトアップしたところを見たいなーと思いつつ、まだ日が暮れるのが遅い時期だったので、明るいまま、外に出ました。
次こそは! 夜に!




エレベーター+階段で一番上に行ってから順々に下がっていきました。最上階では、脳内で秀吉&半兵衛のEDを再生してました。半兵衛は喀血している最中に屋根から滑り落ちないで良かったね、とか、秀吉の体格じゃ屋根に上がるまで一苦労だったのでは、とか思ってました。
そして!
このような場所にある土産物屋では物をまず買わないのですが、今回、ついにそれを破りましたよ! 使えそうな豊臣グッズを発見したので、買ってしまいました。これは最後にご紹介します。
他、家紋のキーホルダーとかもありましたけど、裏にいるのが、よく見かける痩せた老人の秀吉だったので、買えませんでした……。いや、当たり前っちゃ当たり前なんですが。でも、ねぇ……ファン心理としては、やはり。


豊臣から話が逸れます。

秀吉の存命中にまつわる展示も多かったのですが、やはりここが舞台になっただけあって、大阪冬の陣・夏の陣の案内も多かったです。

そんな中、撮影可能な場所に、ちょっとびっくりしたものを発見したのでご紹介。
こちら、大阪の陣の絵図の伊達軍部分なのですが、先頭に、釣り鐘の旗印を立てた武将がいます! これは片倉のものなんです。そう、彼は、BASARAに出てくる小十郎の嫡子・重長かと。さすが、「鬼小十郎」と呼ばれる働きをしただけあって、ちゃんとこうして描かれているんだなーと、しみじみ思いました。見つけた瞬間、脳内でキャーッと叫びました(笑)。そして連れのゆうささんに、「これね、これね! 片倉の〜」と喜々として語る語る。



また豊臣から外れますが、大阪の陣は、勇猛で知られた真田幸村が活躍した場でもあるので、彼に関する展示・紹介も多いです。六文銭が記された赤い旗を見た時には、なんか泣きそうになりました。
他、忍の装束(帷子)・携帯物の展示には、もう心が踊りました。撮影が許可されてない場だったので、写真でご紹介できなかったのが残念。でも、この忍のブースは、日本人は勿論のこと外国人も熱く見学していて、そこだけ熱気がちょっと違いました。佐助の小説で出したい物がいっぱいありました!

一つ残念だったことが。
兜や陣羽織を試着できる(有料)場所があると聞いてたので、とても楽しみにしていたのですが、実際に目にしたそれは私が思っていたのとまるで違っていました。歴史に沿った、ちゃんとしたものかと思いきや、どう見てもコスプレでした。つまり、歴史を体験するために試着しようというのではなく、そういう格好をして楽しんでみよう的意味合いが強そうでした。陣羽織なんて、本当、歴史的考察がない単なるコスプレ衣裳だったし。兜は、作りは立派だったけど、やっぱり仮装アイテムだったし。
私は一目見て止めちゃいましたが、その時は丁度、アジア圏の方が喜々として試着されてました。


大阪城の見学後は、傍にある(といっても、庭部分を歩いて移動するので近くはない)豊國神社へ。秀吉が祀られています。
サイトによると、こちらのご住所は大阪城2ー1だそうで。凄い凄い。

秀吉の銅像です。
よく見るおじいちゃんの秀吉なので、当然ながら小さいです。
事務所では絵馬やお守りを売ってましたが、神社名が書かれているだけで面白味がなかったので、見ただけで終わりました。
ちなみに、出世開運の神様ということなので、イベント前日でもありますし、「自分の同人誌がいっぱい売れますように」と、非常に下世話なことをお祈りしました。お陰さまで効き目はあり過ぎて、翌日は昼を待たずに本がなくなりました。(正確には、単に搬入量を見誤っただけです)



帰りは、森ノ宮駅まで歩いていきました。あ、凄くゆっくりと走る城内の路面電車っぽいのにも、ちょっとだけ乗りました。
前にそこを通った時のことを思い出して、ちょっと感慨深くなったり。あと、なかなか風情のある場所を通ったので、現代パラレルで秀吉と半兵衛の修学旅行話を妄想し、連れのゆうささんに聞かせてました。(というか、一日中、豊臣の話を勝手にしてました)


夜は心斎橋で呑みました。本当は串あげで有名なお店に行く予定だったのですが、想像以上に混んでたので、諦めました。待てないほどお腹が空いてたんです……。その後、なんばに移動しました。
ひっかけ橋のグリコの看板が世界陸上Ver.になってるはず!と思っていたら、やっぱりそうだったので激写。
そういえば、ワールドカップの際の青いユニフォーム姿の時も、写真に撮った覚えがあります。
なんだかんだいって、大阪に来た時には必ず通っている場所です。
(その先にあるなんばの551で豚まんを買って、アイスを買い食いするため。お腹に余裕がある時は金龍のラーメンも加わります)

グリコの看板




それから、足が痛いと言いながらホテルに向かいました。途中、壊れた靴を直してもらいました。
申し込んだフリープランのツアーの仕様で、シングル二部屋だったのですが、トリプルの部屋が空いていたそうなので、そちらに変更。私は秀半小説の校閲をやりながら風呂のバスタブに浸かり、ゆうささんは部屋のテレビで花火を見ました。その後、二人ともコピー本作りに。途中、作業に飽きて嫌がりながらも何とか終了。


 豊臣グッズ そして!
購入した時から、「ホテルに戻ったら写真を撮ろうね」とゆうささんと約束した、大阪城のお土産の撮影に。

これ、掌大の小さな重箱(二段)なんです。イベントで、釣銭を入れるのに丁度良いかと思い、ちょっと悩んだ末に買いました。朱が私ので、黒がゆうささんのです。紋は、勿論、豊臣です! これでゆうささんも豊臣軍の一員に決まりです。あっはっは。

せっかくなので、BASARA本を売るイベントで使おうと思います。イベントにお越しの際は、どうぞ見てやって下さい。
本当は翌日のSCC関西で初お披露目のはずだったのですが、私が開場直後にバタバタしてしまい、とてもこれを出す余裕がなかったので、まだ未使用です。でも、そのイベントで豊臣好きでもないくせに(しかも、勿論、他ジャンルで)使ったゆうささん曰く、「釣りを入れるのに丁度良かった」と、まさにその通りの感想が返ってきました。

値段は550円だったかな。豊臣好きな方には垂涎の品だと思いますので、大阪城にいらっしゃった際には是非どうぞ。最上階の売店の他、一階でも売ってました。



そして、宵っ張りな私たちには珍しく、十二時直前に就寝。私は徹夜、ゆうささんもほとんど寝てなかったらしいので、もう限界でした。
次の日のSCC関西は、例年ですと土日の二日間開催のところ、一日のみだったため、行きも帰りも人ばかりで大変でした。あんなに混んだインテを見たのは初めてです。
私もBASARAを中心にお買い物ができました。幸せでした。




今回の雑記は以上です。ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
次のBASARA関係では、半兵衛で岐阜と、政宗で仙台に行きたいです。前者はともかく、後者は何度となく言ってますが、まさかそこが萌えポイントになるとは……(以下略)。



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